2009/8/22

昨日に続き。

8月22日(土) たまには真面目な話

今日は休養日です。似合いませんが、”学習の日”と題して書きます(笑)。
水曜日にジムでダンベルをやっていたときです。隣で二人の若者が、かなりの重量のダンベルを必死に持ち上げていました。こちらは2kgの軽量ダンベルをゆっくり。隣は、”キツイ”ねーと言いながら、腕の太さを眺めています。以前の自分を見ているようでした。重いおもりを一生懸命効くまで。以前は2kg?そんなんウエイトになるの?っと思っていました。なので、ダンベルトレーニングは、メニューに入っている時しかやることはなく。入ってなければ何ヶ月もやることはありませんでした。意味をわかってなくトレーニングしていたんですね。言われたから、やるでした。
今は、これを抜きにしては、パフォーマンスに進化がないと思っています。それほど重要であることを理解してトレーニングしています 。

この体幹
を使えるようにするには、インナーマッスルが重要な役割を果たします。逆に言えばインナーが発達していないとアウターが使えないということになります。とかくアウターマッスルばかりが、気になるところですが、アウターばかり鍛えても使える筋肉と言えません。アウターが100でもインナーが50なら使える筋肉は50です。でも、ついついトレーニングで100を出そうとします。すると、怪我を誘発します。
インナーマッスルは、”軽い負荷でゆっくりな動作”に反応します。なのでダンベルを使うことは大変有効です。怪我の心配もありません。アウターを付けるには時間がかかりますが、インナーは短時間で付きやすいという特徴があります。そして、インナーが発達すると体幹の大きな筋力を動員することができてくるので、結果アウターもしっかり付いてきます。 そして、実際の動きの(スイム、バイク、ラン)の中で脱力ができてきます。 だた、ここで大事なのは、 ”呼吸”です。呼吸は”腹式呼吸”です 。 この腹式呼吸を意識するかしないかで、効果は全く違ってきます。 腹式呼吸することで体幹が使えるようになります。そして、正しい腹式呼吸ができればそれだけで、腹筋が鍛えられていきます。 仕事中でも車の運転中でもできるときはありますね。

昨日の本でも紹介したケツの筋肉。お尻の大小は、骨格の影響もあるので、気にしなくていい。大事なのは大きくても小さくても”ケツの締り” が重要とありました。シュレック兄弟(サソバンク)のお尻は相当小さいけど、相当締まっているそうです。卓也先生のお尻は”デカイ”ですけど締まってます。谷さんのお尻は”小さい”けど締まってます。二人とも速いです。強い選手は、体幹を使い、インナーからアウターに最大限のパワーを伝えているのでしょう。強い選手が、バイクで  ”背中で押す” という表現を使うのはこのためで、実際にそういう感覚があるのでしょう。脱力しているのも、体幹が使えているからです。
パクとバドマン。体型は違いますが、体幹を使って効率よく最大のパワーを出力することができているのでしょう。
バドマンが、レースのバイクでカメラに向かっていつも笑顔を見せるはとても印象的です。あれぐらいの余裕をもって180kmを走るきりたいものです。


先生のメニューで、スケートというトレーニングがあります。これはまさに体幹トレーニングです。体幹がしっかりしているか、インナーが使えているかを見るのに指標となるトレーニングです。というのは、バランスを保つのもインナーが深く関わっているので、ふらついたり、脚が着いてしまうようなら体幹がしっかりしていないということでしょう。脚だけで支えようとしているからです。このあたりを理解してトレーニングすると、より効果の高いトレーニングになると思います。


最近ロードレースに関心がでてきました。今までにないことです。
いいことです。

ランス・アームストロング
ランス・アームストロング
腹筋と上背筋が凄く鍛えられてるのでしょう
腹筋と上背筋が凄く鍛えられてるのでしょう

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