2011/6/29

選手を育てる観客

平成23年6月29日(水)友引

この前の蒲郡オレンジトライアスロンはボランティアなど行わなかった
関係上いろいろと見て回れた為改めて感じたことがあります。

それは観客によって選手はよくもなるし悪くもなるのではないかと
いうことです。ちょっと大げさな表現ですみません。

昨年は参加も観戦にも行かなかったのですが、リニューアルした
コースをみると市民会館前のバイクのUターンは観客も見やすく、
なおかつ選手と近い場所を通ることで迫力があってとてもよいと
思いました。走っている選手も多くの観客に見られてその場所だけは
最低限がんばろうと思うのではないでしょうか?(疲れた人が)
スイムもランも見やすいレイアウトで応援のしがいがあると思いました。

逆にちょっとなぁと思ったのが、カテゴリーが多すぎて誰が
どんな状態か全くわからないぐらい選手であふれていたので
その部分はどうにかならないかと思いました。
選手は応援している人がわかっても応援している人は選手が
通ったことが気づかないということがあります。
選手が応援しろよと思ったりするのではないでしょうか。
例えばスーパースプリントからスタートするのも一つの解決策では
ないかと思います。

お昼も近くなると大部分の選手はフィニッシュしてアジアカップも
スタートする頃になるとエイジのゴール付近には観客はほとんど
いなくなりました。
たまたま自分がゴール付近にふらっとよったらまだゴールを目指して
走っている選手がいることに気づきました。

はっきりいってゴール付近は大会スタッフかテントを張って
休憩をしている人ぐらいしかいませんでした。
選手を応援するような人はいないといってもよいぐらいでした。
(それでもテント前の人は選手が通れば応援していました。)

そのときに思ったのが自分が選手で走っていたらどんな気持ち
なんだろうと。誰からも応援されていない中ゴールしても
達成感よりも寂しさの方が大きくならないかと思ってしまい
ました。こんなに苦しみながらもゴールしたのに誰からも
応援されなかったとか思ったりしないかと。

自分ができることというのはほとんどありませんが、拍手をして
少しでも声をかけることで少しでも元気になればと思いました。
多少なりに実践していたのですが制限時間の最後まで本当なら
やらなければいけないのですが、仲間の一人がゴールをしたので
ついつい話をしにゴール裏へいってしまって最後の選手まで応援
できなくて申し訳ないことをしたなと思いました。

ささいなことですがこうしたことがきっかけでトライアスロンを
今後も続けてもらえればいいなぁと思いました。
なんせ競技人口が減ってしまうと大会が無くなってしまうので。

それとスクールを開いている人はそういった最後まで走っている
選手を応援することで営業といいますか、スクールのアピールに
役立つのではないかと思いました。応援したことでスクールに
入ったりしませんかね?そんなに甘くないですかね?

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